渡 辺 総務委員会に付託されました議案の審査の経過並びに結果につきまして、御報告申し上げます。
まず、審査の結果から申し上げますと、お手元に配付の委員会報告書のとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、審査の経過から、主なるものについて、その概要を申し上げます。
まず、第123号議案、令和3年度山梨県一般会計補正予算のうち「通学路緊急安全対策事業費」についてであります。
「合同点検で明らかになった危険箇所の対策を警察が進めるにあたって、今回、補正予算を要求する理由は何か」とただしたのに対し、「今回確認された危険箇所については、可能なものから速やかに対策を実行に移すことが求められることから、県警察では、今年度内の対策完了に向けて取り組みに着手しているところであるが、予算額及び工期等の観点から、今年度予算での対応ができない54ヶ所について、整備を早急に進めるため、所要額を補正予算案に計上するものである」との答弁がありました。
次に、「やまなし食のグリーン・ゾーン応援キャンペーン事業費 タクシー・運転代行利用券発行事業費」についてであります。
「プレミアム食事券発行事業の取り組みを強化するものとの説明があったが、この事業を実施するねらいは何か。また、多くの県民にキャンペーン事業に参加をしてもらいたいが、どのように周知していくのか」とただしたのに対し、「年末年始の繁忙期を過ぎた2月以降についても、飲食店の利用を減退させない工夫が必要である。外食を促進する手段としては、飲食後の交通手段となるタクシーや運転代行の利用支援が有効であることから、この事業により支援し、2月以降においても飲食店の利用を減退させないことをねらいとしたものである。
また、産業労働部と連携する中で、広報に努めていくこととし、具体的には、キャンペーン事業に関する情報を掲載した特設ウェブサイトでの広報に加えて、飲食店等に配布するPRポスター等へも掲載し、広く周知していきたいと考えている。
併せて、タクシー等に専用のステッカーを貼付しPRすることも考えている。
こうしたことにより広く周知し、多くの県民に参加してもらうことで、飲食店の消費回復につなげて行きたいと考えている。」との答弁がありました。
以上をもちまして、総務委員長の報告といたします。