平成27年12月定例議会 農政産業観光委員会

富士山保全協力金について

 渡 辺 富士山保全協力金についてお伺いいたします。
 12月の一般質問でも伺わせていただいたのですけれども、昨年に比べて協力率がまた低迷してしまったという中で、対策としてゲート的なものを設けるとか、富士山保全協力金がどのようなものに使われたのかというものを明確にするものをつくるといった答弁をいただきました。
 質問の中にもあったのですけれども、今も5合目までは外国人の方がバスで来ていますが、今後も、バスで来る外国人観光者の方々が登山を積極的にするようにおそらくなっていくと思います。
 今後ふえ続ける外国人登山者に対してどうやって協力金に協力していただくのかについて、何か対策があればお聞かせください。

 観光資源課長 「ただいまの協力金の、特に今後ふえていくであろう外国人への対応でございますけれども、まず一つは、日本政府観光局に働きかけまして、協力金について訪れる外国人観光客にPRをさせていただくというのが一つでございます。
 もう一つは、現地を訪れた外国人の登山者の方に対しましては、5合目の受付場所におきまして外国人案内人との連携を強化しまして、そこできちんと説明をさせていただくとことも考えております。

 渡 辺 ぜひ進めていっていただければと思います。
 その中で、英語圏の方々に対してはそういったことがきっとできていくのだと思うのですけれども、今後多分、ふえ続けていくのは中国ですとかタイですとか、そういった東南アジアも含めた中で英語圏でない方々もふえていくと思うのですけれども、そういった方々に対する対応はいかがでしょうか。

 観光資源課長 先ほどの外国案内人の方も多言語で対応できるように、さまざまな言語の方をお願いいたしまして、5合目において対応することを考えております。

 渡 辺 そういった外国人対応の方々も大変大事なのですけれども、ぜひ、ボードですとか、そういったものを活用して多言語で説明いただいて、協力率が上がるように努力していただければと思います。
 最後になるのですけれども、こういった先ほど国にもと言っていましたけれども、旅行代理店の方々にもぜひ協力金の趣旨ですとか使い道等をよく説明していただいて、外国人の方々の協力金に対する意識を向上するような活動を行っていっていただきたいと思うのですけれども、その辺について最後にお伺いいたします。

 観光資源課長 今、御指摘いただきました旅行業者につきましても、静岡県と連携しながら手分けをして、主な旅行業者等に接触をさせていただいて、協力金についてのお願いもさせていただく予定でおります。以上でございます。